不眠症だったが眠れるようになった
40代 男性 無職
自律神経失調症
〇初回来院時
様々な症状があり内科・循環器科・心療内科など複数の病院で薬物療法を受けているが、改善しないということで来院いただきました。一番のお悩みは不眠症（眠れたとしても３０分～１時間程度）を何とかしたいとの事でした。希望は６時間くらい連続で眠りたい。欲張らないからせめて目覚める回数が少しでも減ってくれれば嬉しいと。あらゆる部位に問題は見つかりましたが、首から特に胸郭（あばら骨でおおわれている部分）の硬さが顕著で、唾を飲まないと息苦しいという症状との関連も疑われました。
一緒に付き添ったお母様からも「本人の辛いのが楽になってほしい」という想いと、もう少し活動的になり自分で出来ることが増えてくれれば・・・とご心労も伺えました。
現状を説明したうえで長期間一緒に頑張っていくということで治療を開始しました。
〇２回目（１週間後）
状態を確認したところ喉の閉塞感や息苦しさがやや軽減したとの事でした。初回は常に眉間にしわを寄せて神妙な面持ちでしたが、時折笑顔も見られ安心しました。この時から筋膜のポイントに対してより本格的に介入していきます。
ご自宅で出来る簡単なストレッチを提案し、実践していただくことにしました。
〇３回目（３週間後）
患者様からとても嬉しい報告がありました。今まで長く連続で眠れたとしても１時間程度だったのが、７時間も眠れたとの事！！驚いているのと同時に安堵の表情がとても印象的でした。この状態を維持できることと他にも様々なお悩みに対してもアプローチしていきます。
〇７回目（２か月後）
以前は座っていると冷や汗が出てきたり、息苦しさ・めまいなどで長時間保持することが出来ませんでした。この頃から２時間程度の座位が可能となってきました。
〇１６回目（４か月後）
この頃には様々な症状が改善してきており、ほとんど気にならないという状態までなってきました。私は驚きました。いつもと違う髪型（坊主）になっていたからです！！理由を尋ねると元々今まではバリカンを使い定期的に自分でしていたようですが、体調を崩してから精神的にも身体的にも出来なかったとの事。それが「自分で出来たんです」という笑顔が見れた瞬間に、この仕事をしていて本当に良かったと私自身改めて思えた瞬間でした。
この後は来院の頻度を下げてフォローアップし最終的に卒業することとなりました。
※スタッフからのメッセージ
症状的にあまりみてくれる治療院が少ないのが現実で、病院では特別異常が無く薬での対症療法しかなかったためとても辛かったと思います。
長期間一緒に歩んでいただきありがとうございました。
最終的にはほとんど気にならない状態までもっていけて私も嬉しいです。
また何か気になることがございましたら、遠慮なく相談お待ちしております。
